FAQ

U-Reach製品に関するよくある質問をまとめました。
FAQをご覧いただいても解決しない場合はお気軽にお問い合わせください。

製品全般

U-Reach製デュプリケータは業務用機器となるため、ご購入の際は弊社にお問い合わせいただき、さまざまなご提案をさせていただいた後に販売させていただいております。
一部の製品(小型デュプリケータ)につきましてはAmazonからご購入いただけます。

Amazon販売ページ

製品のファームウェアにつきましては常に最新安定板をご提供するため、弊社にお問い合わせいただいた上でのご提供となります。

お問い合わせはこちらから

U-Reach製品はご購入日から1年間の無償修理交換対応となります。修理交換はセンドバックによる対応となります。
ご購入日から1年以上経過した場合、有償での修理交換対応となります。
また、ディスクやメディアの挿抜を行うSATA/SASコネクタや、USB/SD/CF/CFastスロットにつきましては消耗品扱いとなりますので、保証期間内であっても有償での対応となる場合がございます。
製品の不具合や修理のお問い合わせはsupport@ureach.co.jpまでご連絡ください。2営業日以内にご返信いたします。

カスタマイズの内容によりますが、変換アダプターなど標準付属以外のオプションを付属させることは可能です
ファームウェアのカスタマイズにつきましては、カスタマイズしたい内容をヒアリング後、その機能が汎用的に使用できるか等検討し、カスタマイズの可否をお伝えします。また、ファームウェアカスタマイズの場合、最低注文数(MOQ)を設定させていただくことがあります。

一部モデルのデモ機をご用意しておりますので、購入前に試験していただくことが可能です。
デモ機のレンタル詳細につきましてはこちらのページをご参照ください。
デモ機レンタル

SATA HDD/SSDデュプリケータ

製品や使用するディスクによって異なりますが、一例を下記の表にまとめました。

使用ディスク 使用デュプリケータ 処理時間(コピー時 or 1回消去時)
1TB SATA HDD
平均書込速度:150MB/秒
転送速度9GB/分モデル 約70分
転送速度18GB/分モデル 約70分
転送速度30GB/分モデル 約70分
1TB SATA SSD
平均書込速度:400MB/秒
転送速度9GB/分モデル 約70分
転送速度18GB/分モデル 約35分
転送速度30GB/分モデル 約25分

※処理時間は処理を開始してからの時間となります。ディスクの取付、取り外しおよびコピー開始前のスピンアップ時間を含みません。
※あくまで正常動作するディスクを使用した一例であり、ディスクの状態によって速度は大幅に変化する可能性があります。
※処理速度の上限はディスクの書き込み速度に依存します。読み込み速度が高速なディスクでも、書き込み速度が遅い場合、コピーや消去に時間がかかります。

原則的に大容量>小容量のコピーはできませんが、セクタコピーの場合、コピー開始時に「HDD too Small」と表示されている時にOKボタンを押すことでコピーを開始することが可能です。ただし、コピーが完了しても正常にデータがコピーできたどうかは検証できません。


「Copy Backup GPT Area」機能があるデュプリケータに関しては、下記の条件がそろっている場合大容量>小容量へのコピーが可能です。
・コピー元のHDD/SSDのパーティションテーブルがGPTである
・コピー先の総容量より小さい容量でパーティションが切られている
この条件の場合、Copy GPT Backup Areaをオフにすることで、大容量>小容量のシステム&ファイルコピーが可能になります。

SATAコネクタは一般的に5000回程度の挿抜に耐えられるよう設計されています。U-Reach製デュプリケータは一部のモデルを除き、SATAコネクタの交換が可能となっていますので、万が一破損した場合でもコネクタ部分を交換することによりダウンタイムを最小限にすることができます。

NVMe M.2 SSDはSATAプロトコルとは異なりPCIeプロトコルになりますので、SATA HDD/SSDではコピーおよび消去はできません。
NVMe M.2 SSDに対応したデュプリケータを別途ラインアップしていますので、そちらをご使用いただく形となります。
なお、SATAプロトコルで動作するNGFF M.2 SSDにつきましては変換アダプターを使用することでSATA HDD/SSDデュプリケータでのコピー、消去が可能です。

SAS HDDデュプリケータ

SATAと互換性のないSAS HDDの場合、セキュア消去のコマンドを受け付けないことがあります。その場合は消去メニュー内にある「SANITIZE BLOCK ERASE」または「SANITIZE PURGE」による消去をお試しください。どちらもセキュア消去と同等の消去となります。

ディスクアレイなどで使用していたSAS HDDの場合、ファームウェアレベルでディスク暗号化がかれられている可能性があり、その状態だと消去ができない場合があります。消去作業の前に元のディスクアレイなどで暗号化の解除を行う等、事前の作業が必要になる場合があります。

M.2 SSDデュプリケータ

基板上にあるSSDストッパーの位置を変更することで、現在市場に出回っているほとんどのサイズのM.2 SSDに対応します。

・Type2230/2242/2260/2280/22110

M.2 SSD以外のメディアの対応はシリーズによって異なります。詳しくは対応メディア一覧をご参照ください。

SATA HDD/SSDデュプリケータは変換アダプターを使用することでNGFF(SATA) M.2 SSDには対応しますが、NVMe(PCIe) M.2 SSDはプロトコルが根本的に異なるため、SATA HDD/SSDデュプリケータでコピー・消去を行うことはできません。

USBデュプリケータ

USB3.0メモリは読み込み速度が速くても、書き込み速度が遅いものが存在します。コピーや消去は書き込み速度に依存しますので、使用するUSB3.0メモリの仕様を予めご確認することをお勧めいたします。

市販のUSBメモリの中からライトプロテクト対応のUSBメモリを見つけるのは困難なため、U-Reach Japanでは弊社USBデュプリケータに完全対応したライトプロテクト対応USBメモリを取り扱っています。ご希望の容量と数量をお問い合わせフォームからお問い合わせいただければお見積させていただきます。


SDデュプリケータ

SDカードのライトプロテクトスイッチがONになっていないかご確認ください。
数あるSDポートからいくつかのポートでコピーや消去ができない、または失敗するという症状の場合、SDスロットが消耗している可能性があります。その際はSDスロットを交換することで解決する場合があります。

CF/CFastデュプリケータ

別売のCFast to CF変換アダプターを使用すればCFastのコピー・消去が可能になります。ただし、変換アダプターを介しての動作となりますので、すべてのCFastに対応するという保証は致しかねます。
CFastのコピーにはCFastにネイティブ対応したCFNシリーズをお勧めいたします。
また、CFastデュプリケータでCFのコピー・消去は行えません。

その他

SATA HDD/SSDデュプリケータ用に各種変換アダプターを別売でご用意していますので、変換アダプターを使用してコピー・消去が可能です。

U-ReachではSCSI HDDに対応したデュプリケータの取り扱いはございません。